上方落語家の笑福亭喬介さんが、松本での講演前に、市議会会派控室を訪ねてくださいました。

今年50 回を迎える老舗寄席「松本あるぷす寄席」の顧問を務めています。喬介さんとは、数年前のあるぷす寄席でご講演いただいた時からのご縁です。学生時代、暇にまかせて、開場から最後まで新宿末広亭に座っていたのは懐かしい想い出。こうして本物の、しかも大好きな落語家さんにお会いできるなんて、夢のよう。

喬介さんといえば、なんと言っても比類なき声のボリューム感、そして独特の声色。初めて聴いたのは古典落語『まんじゅうこわい』でしたが、その時はむしろ「喬介こわい」の怖いもの見たさでした。
落語を聴くたびに思うこと――「落語は想像の芸」。せいぜい使う道具は扇子1つ。あとは自分の口だけを頼りに、数十分の勝負。「もし、いきなり言葉が出なくなったらどうしよう」と脅迫心に駆られたりはしないものでしょうか。

お茶を飲みながらチョコレート1粒。目の前のスターは、少しはにかみながら静かに話す青年でした。
