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地元消防団の放水訓練

松本市消防団第21分団が、牛伏寺のふもとで自然水利による放水訓練を行うというので、見学に行きました。同分団は内田地区と寿台地区を所管しています。内田地区には山林が多く、消火栓のない場所での消火活動を想定する必要があります。牛伏川の清流を土のうで軽く堰き止めて取水し、ホースを10本ほど繋いで放水していました。

消防団員の減少が叫ばれて久しいですが、とりわけ第21分団第3部(寿台地区)は「存続の危機」状態にあります。少子高齢化が深刻な地区の必然的課題ではありますが、地区を挙げて考えなければならない大問題だと思います。火災発生時に消防車が出動するには、訓練を受けた団員が3名以上揃う必要がありますが、果たしてそれが叶うのか、いささか不安な状況です。

写真の左端に写っている女性団員は、私の娘です。入団12年目、現在は子育てをしながら消防団活動に励んでいます。

平成22年には、チーム「松本市女性消防団」を組んで、指揮者として消防ポンプ操法大会に出場。県大会でも展示操法を披露しました(文章下の写真参照)。女性の参画、家族の協力、地区の理解、消防団の変革・・・問題解決には、様々な要因を皆で考えていかなければならないと感じています。

 

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