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夏の朝に「平穏のありがたさ」を思う

雨上がりの朝、庭に咲く夏の花々が心を和ませてくれます。毎年のように挿し木をして増やした紫陽花の苗木が、たくさんの花をつけました。平穏な生活を送ることのできる幸福を、つくづくと思う朝です。

記録的な豪雨災害により、西日本を中心に、多くの方々が亡くなられました。被害は甚大。ここまでの事態になろうとは、誰も予測していなかったように感じます。テレビ画面には、泥水と土砂に埋もれた家や車が、繰り返し映し出されます。恐ろしい悪夢のようです。ここへきて、避難所の様子や水を求めて列をなす方々、泥を運搬するなどして片付けに追われる人たちの姿も登場するようになりました。行方不明になっている高校生の息子さんを探し続けるお母さんの姿は、とても見てはいられずに、スイッチを切りました。どれほどの苦しみ、どれほどの悲しみ、どれほどの大変さでしょう。

「記録的な大雨に見舞われる」という情報がもたらされても、避難する気持ちにはなれないものだということを、今回は改めて痛感しました。私は岩手県で東日本大震災に遭遇した折にも思ったものでしたが、「続く日常を断ち切る勇気は、なかなか持てないもの」です。また、このところ「想定外」という言葉をよく耳にするようになっていますが、昔はあまり使わない言葉だったような気がします。自然災害が想定を超えてしまうケースが増えている、地球温暖化が進行して天候がおかしくなっている・・・果たして人類の英知は、こうした異変を超えることができるのでしょうか。

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