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避難訓練 in 松本市美術館

松本市美術館友の会に協力要請があり、美術館で行われる避難訓練に参加しました。災害弱者として、孫たちも連れて行ってみました。

震度6の直下型地震が発生、私たちは「太田南海展」を鑑賞中の来館者という設定です。「暗い」などと言いながら初めて美術館に入った3歳の孫は、発災警報が鳴り響くと、驚いた表情で身体を固くしていました。頭を守るために座布団等を頭上に載せて、指示を待ちます。美術館の女性職員が安全確認等をテキパキとこなし、裏階段を通って皆で屋外へ。お陰で、普段は入ることのできないバックヤードを見学することができました。それにつけても、美術館はいたるところガラス壁だらけ。地震発生時には一体どうなるのでしょうか。

避難・集合訓練に引き続いて、消火訓練も行われました。いざという時に落ち着いて行動するためには、反復訓練により対応を身につけることが必要だと思います。

友の会メンバーから、「高齢者の避難を考慮すると、大規模改築時には、裏階段に手すりをつけてもらった方が良いのでは」という提案がなされました。

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