2月定例議会の報告を伝える番組「委員会レポート」、今日はその収録日です。午前中は原稿の読み合わせ、午後はテレビ松本のスタジオにて収録という一日。場数を踏んで少し慣れたものの、テレビカメラを前にすると、独特の緊張感が漂います。
今議会は、経済地域委員会の取り組みが大きく実を結んだ定例会でした。2年間にわたり「スマート農林業の推進」について、調査研究に励んできましたが、その成果の一つとして、松本市農林業振興条例の一部を改正する条例議案を提案し、本会議において全会一致で可決されからです。
農林業の現場は就業人口の減少や高齢化などの課題が山積し、一人当たりの作業面積の限界を打破するような生産性の向上と、若者や女性が参入しやすいよう労働安全性の向上が急務となっています。そうした中、情報通信技術やロボット技術、AI等の先端技術を活用したスマート農林業が注目を集めています。今回の改正内容は、松本市においてもスマート農林業を推進するために、農林業分野の基本条例である松本市農林業振興条例に、スマート農林業を推進する旨の規定等を追加したものです。
このスマート農林業の推進に関しては、具体的な施策を提案する内容の政策提言書を、昨日、臥雲市長に提出し、市長からとても前向きなご返答をいただきました。農林業は市民生活の基です。松本市の農林業の益々の発展を心から願っています。