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棚峯町会(中山地区)の敬老祝賀会へ

「敬老の日」が近づき、このところ近隣地区へお招きいただく機会が続いています。今日は、棚峯町会(中山地区)の敬老祝賀会に、来賓兼演奏者として出席しました。我が寿台太鼓連への演奏依頼は、祝賀式典中の祝い太鼓ということから、謹んで「寿太々神楽・鉢伏明星」を演奏しました。

「寿太々神楽・鉢伏明星」は、寿台太鼓連が愛用する和太鼓の製作者・柳澤忠範先生(諏訪神太鼓)が、寿台太鼓連のために作曲してくださったオリジナル曲です。曲名は、一般募集により決定。「鉢伏山の麓から発する勇壮な和太鼓が、明星の輝く峰まで響き渡りますように」との願いを込めて、渡辺尚さん(寿台2丁目在住)が命名してくれたものです。

鉢伏山に祭られている鉢伏大権現は、晴雨の神として古くから信仰を集めてきました。現在も、内田地区では7月と10月に御礼祭りが行われています。また、牛伏川の氾濫や水不足に苦しんだ歴史を踏まえて、寿台地区では夏祭りに水御輿を担ぎます。鉢伏山の麓の地区を一つにつなげる「寿太々神楽・鉢伏明星」を、新しい伝統にできたらと考え、私はこうした文化の取り組みを進めてきました。

町内公民館に、棚峯町会の皆様の笑顔が広がった一日でした。

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