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町会連合会南部ブロック懇談会を傍聴する

平成29年度町会連合会南部ブロック懇談会が、内田公民館にて開催されました。この懇談会は、中山・芳川・寿・寿台・松原・内田地区の各町会連合会三役と、懇談内容に応じた市担当課や関係団体の代表者が一堂に会して、地域を取り巻く具体的な課題を話し合う機会です。今日は、(1)中信松本病院跡地の活用方法について、(2)コンパクトシティ構想における公共交通機関の展望とアルピコ交通寿台線・松原線・内田線の寿台東口バス停留所の環境整備について、という2項目の懇談が事前に提案されていました。

(1)中信松本病院跡地の活用方法について

まつもと医療センター(松本病院・中信松本病院)の統合と病棟等建替え整備が進められています。計画によると、平成30年春には村井の新病棟等が完成し、完全統合される中信松本病院の病棟や外来等の引っ越しが同4月に予定されています。この中信松本病院跡施設利用については、前々から懇談会の議題として俎上に上げられてきました。松本医療センターによると「売却先あるいは貸与先は未定、探している」とのことですが、市としては土地を取得して何か新たな施設をつくる予定はなく、「広大なだけに、福祉等の複合的な施設ができたら良いが」と考えているようです。町会関係者からは、介護などの施設として利用できないものか、好ましくない施設ができないよう留意してほしいなどの意見が出されました。

(2)コンパクトシティ構想における公共交通機関の展望とアルピコ交通寿台線・松原線・内田線の寿台東口バス停留所の環境整備について

前出の中信松本病院移転に伴って路線バスがなくなってしまうのではないかという心配および疑問と、寿台東口バス停留所の環境改善についての要望が主な内容でした。市からは、松本市立地適正化計画において寿台・松原は居住誘導区域として重要な地域とされていることを踏まえ、結節点を熟慮して路線を整えていくなどの説明がありました。寿台東口バス停留所の環境改善については、今年2月4日(土)に開催した吉村幸代後援会総会で参加された方(寿台6丁目在住者)から出された要望でもあり、私からも交通安全・都市交通課を通じてアルピコ交通株式会社に検討をお願いしてありました。アップルランド側の花壇は撤去して降車場所の面積確保を図っていただけること、向かい側もバス停留所を設置する方向で交渉・検討中との報告がなされました。寿台東口バス停留所は、惣社バス停留所と並んで、乗降者数が市内最多のバス停だと聞いています。雨の中、傘を差して一列に道路脇でバスを待つ方々、バスを降りて狭い通路を一列に歩く方々……ようやく少し改善が見込まれるようで、安堵した次第です。

続いて、フリートークとして、コンパクトシティ構想における寿地区の位置づけが知りたいといった疑問、イオンモールの開店以降、曜日と時間帯によってはコモ庄内付近からイオンモールまで大渋滞が起きているといった指摘、立地適正化計画は市街化調整との連動で考えてほしいといった要望、などの会話が交わされていました。傍聴させていただきながら、私は「さすが、町会連合会長さん方だな」と思いました。何しろ、冗談を交えて、笑顔で手厳しいトークを展開されるのですから。私のような初心者マークとは余裕が違います。

そうそう、昨日は、松本市美術館友の会広報誌「パレット」の編集会議があり、美術館へ行きました。高校の大先輩である草間弥生さんの大きな絵が、壁面ガラスを飾っています。記念写真を付録につけておきますので、ご笑覧ください。

 

 

 

 

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