中山地区棚峯町会の第26回納涼祭に、今年も来賓兼出演者として招かれました。大型の台風が迫り来ているということから、あちこちのイベントが中止または延期になっています。棚峯公園には既に祭りの準備が整って、どなたが手入れをされているのでしょうか、琉球朝顔も美しく咲いています。
天候を心配しながら、御輿の町内巡行を決行することになりました。町会が発足し、祭りを行うようになって10年目に御輿を整えて、現在に至っているそうですが、なかなか立派な御輿です。小学生は子どもみこしを担いで回りますが、この御輿巡行を盛り上げようと、昨年、寿台太鼓連は担ぎ桶胴太鼓2張りを購入し、和太鼓を打ちながら同行することにしました。和太鼓の音が響くと見物人が増え、お賽銭も増えると喜ばれています。1時間半ほどかけて町内を回って、お祭り会場に戻り着く頃、ぽつぽつと雨が降り始めました。
雨は激しさを増し、夜の和太鼓ステージは町内公民館の中で行われることとなりました。寿台太鼓連は様々な趣向を凝らして舞台をつくっていますが、今年は「和太鼓とサックス&トランペット」のステージです。昨年から一緒に演奏活動をしているホワイト徳嵩さん(サックス奏者)が、自衛隊の音楽隊の後輩であるホワイト真由美さん(トランペット奏者)を誘っての共演。コンビ名は、ダブルホワイトです。ホワイト真由美さんのファンファーレに続く新曲「屋台ばやし」でステージの幕が開きました。
さらに今回の納涼祭は、新メンバー・煌大君(小学校3年生)のデビュー戦でもあります。煌大君が一生懸命に練習した「輝けばやし」と「夏祭り」を披露すると、客席から大きな拍手が湧き起こりました。
終盤は、正副町会長さんらをステージに迎えて、和太鼓とサックス&トランペットで賑やかに「ヤングマン」を演奏。町会三役の息の合ったノリの良さには大いに感心します。棚峯の素晴しい町会運営は、こういうところから来ているのだろうなと思うことしきりです。
アンコールに「ミッキーマウスマーチ」を演奏して、楽しいステージはお開きとなりました。